【僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング・感想】「え?これ最終回じゃない?」と思わせる衝撃。まさに王道。圧巻の一言です…

「え?これ…大丈夫なの?」

正直、冷や汗かきました。もしかすると、こうなるんじゃない?とか思ってましたが、その予想がピタリと当たりました。恐っ、堀越先生こわっ。たしかに最終回だよ…最終回に相応しい映画だよ…もし、これが最終回じゃないのなら原作のラストってどうなるの?

今作は特にデクとかっちゃんがメインですね。彼らの友情?とは呼べないかもだけど、2人を繋げるオールマイトとの絆?的なものをヒシヒシと感じました。あとヒーローとして譲れない気持ちとか。

それから前作の「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE 〜2人の英雄〜」では、雄英高校の生徒が数人くらいしか登場できませんでしたが…今作はまさかの全員。しかもちゃんと全員活躍させている。凄いですね…まさか敵連合も活躍させていたとは思いませんでした。出るんだ、彼ら。ちゃんと全員喋ってたよ、死柄木いたよ、荼毘とあの人戦闘してたよ。

【僕のヒーローアカデミア THE MOVIE 〜2人の英雄〜・感想】まさに王道!オールマイトとデクの活躍が良い… - 開戸劇場


個人的には…というかほぼ間違いなく前作は超えたと思います。圧巻の一言。凄い。逆に3作目はないんじゃないか?と思われるくらい次作のハードル上げましたね。どうなるんだろう?3作目あるのかな?

今作はなんか…ワンピースの映画超えたかも。「ONE PIECE STAMPEDE」もワンピースの多くのキャラクターに、夢の共演が描かれていましたが…謙虚に言っても、この作品と並ぶくらい素晴らしい映画。


もうね、展開が良い。演出も。バトルもちゃんとやるんだけど、それを引き立てる最初の話がいいよね。島の子どもである「真幌」と「活真」との交流と、彼らがちゃんと物語のキーになってる部分、そして彼らを守る意義もちゃんと描かれているから、観ている側としては納得が行きやすい作品。

だから真幌と活真、そして島の島民を守るために努力する1-A組にスムーズに感情移入できた。もし彼らが守る目的、意味が不透明で、ただやってきた敵を迎撃するだけの話で、それだけのために涙ながらに立ち向かう話だったら、間違いなく白けていた。

ある意味、「真幌」と「活真」がいたからこそ、この物語は大きく湧いたのだと思う。いや、普通そうなんだろうけど…言わなくてもそれくらい分かると思うけど…言わせてくれよ…


あと尾白くんカッコよかったね。地味に人気がある尾白くん。あまり目立たない地味代表だけど、素晴らしい活躍を人知れずしているんですよ…映画では彼の活躍も描かれています。

特に「ここは俺が食い止める!」っていうセリフ。カッコいいね…もう主役かと思ったよ。というか主役じゃん。


主役といえばデクくん、伏線描かれていましたね。原作では既に明らかになっている設定ですが、アニメではまだ公表されていない伏線が描かれています。ここも地味に見どころ。

あとかっちゃんは…敵似ランキング1位を獲得しました。凄いね。かっちゃん。


結局何が言いたいのかと言えば…
「もう凄えから観ろ」この一言です。

なんか特典とか付いてくるけど、もう特典とか気にしなくなるくらい面白い映画だから。絶対最後で驚くから。「いや、これはダメだろ…」と思うから。「最終回じゃん…」と思うから!

映画終わった時「しーん」としてたもん。誰も何も言わない。言葉も発せない。僕には分かる。凄すぎて発せない。本当に圧巻だから、すごくて。うん。


え?ナイン?あ…ナインは強いよ。

ほかの敵も。ここも地味にリアルに描かれていて…やはり高校生だから、経験積んでいる大人相手に1人だと立ち向かえないし、オールマイトのように片手ワンパンで倒せる訳ないから、必死に考えて立ち向かっていきます。

こういう描写いいですよね。確かに1-Aは敵との交戦をした生徒もいますが、まだ彼らもプロではないため、その未熟さ、そして未熟なりの努力が描かれています。

あとナイン?ナインは本当に強いね…てっきりプロヒーローが駆けつけて何とかなると思っていたけど…うん。ホークスとか?映画を観よう!うん!


それから最後に!
お父さんの個性、地味過ぎ!!!


以上!


P.S. 注意。ドラゴンボールじゃないよ。いや、思ったけどさ…