【デジモンアドベンチャー(20分・初作品)・感想】まるで、本当にデジモンがいたかのような感覚に陥る名作

デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム」並みに名作!細田守監督の隠れた名作!!

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個人的には「ウォーゲーム」以上に好きな作品。しかも子どもの時から大好き。親に頼んで、TSUTAYAで何回DVDを借りてもらったことか…

あの現実世界にデジモンが溶け込んだ表現が大好きなんですよね…まるで本当にデジモンが現実に現れて共に生活しているような…そんな気にさせてくれます。

作品は20分と非常に短いのですが、それでも下手な映画より、とても楽しめます!


物語はデジモンアドベンチャーの主人公「太一」と妹の「ヒカリ」の幼い頃を描いています。現れたデジモン「コロモン」から進化して「アグモン」になるのですが…これはアニメ版でも登場したアグモンとは異なるとか?よく分からん。

タマゴから成長していく「コロモン」(そういえば進化しても「コロモン」って言いっぱなしだったな…)に戸惑いながらも、子ども達と一緒に育まれていく姿は微笑ましいものです。

しかしコロモンとの慎ましい生活から一変、怪獣バトルが巻き起こるのですから、展開すごいですね。それまでゆったりと流れていた時間軸が、突然激しく、速く巻かれる感じ。

コロモンがどうなったのかは、アニメを見てからのお楽しみです。


それにしても、これが細田守監督の作品だとは驚きました…まさか、この時から才覚発揮していたとは。しかも今見ても面白いので、才能は本物なのでしょう。

そういえばCG使っていたっけ?たしか…CGは使っていなかったような気がする。この作品。

20分という短い時間の中で、ここまでまとまった作品を作り上げるのも見事ですね。なんか…さっきから同じこと繰り返してない?


あの動きが良いんだよなぁ〜一つ一つの挙動が、まるで動物のようで細く再現されている。ここまで細かく特徴的に描けるのは本当にスゲェや。

作品は「ウォーゲーム」と対比して暗い背景になっていますが、この暗さがきっとデジモンという明るさを照らし、より印象的に見せたのだと思います。

面白いので是非、ご覧ください!20分なのでサクッと見れます!サクッと!


P.S. やはり、この作品と「デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム」はセットで見たいところです!DVDではセット付きらしいですが、SVODだと個別化されているので、「ウォーゲーム」を見終わったら是非!先にこちらを見るのもオススメです!